「慢性疲労」と「慢性疲労症候群」は同じと考えられることが多いようですが、実はこのふたつはまったく違うレベルのものなのです。慢性疲労は疲れがなかなかとれない状態が続くケースで、ほとんどの人は経験があるはず。この場合は、休養をとったりすれば回復することが可能です。 一方、慢性疲労症候群は病気のひとつで、疲労の程度が激しく日常生活に支障をきたすこともあります。厚生労働省では診断基準として、下記の前提条件を2つとも満たしたうえで、症状が8項目以上当てはまることを条件としています。 思い当たる症状があるようなら、できるだけ早く病院に行き、内科、または心療内科で診てもらいましょう。
1.1カ月に数日間、会社や学校を休まざるを得ないような強い疲労が半年以上続く 2.医師の診察を受けても特に病気が見つからない
・微熱、または悪寒 ・のどの痛み ・首、またはわきの下のリンパ節のはれ ・原因不明の脱力感 ・筋肉の痛み、または不快感 ・軽く動いただけで、その後24時間以上続く全身倦怠感 ・頭痛(新たに出現、または以前より程度や頻度が増悪) ・関節の痛み ・精神神経症状(まぶしい、物忘れ、思考力低下、集中力低下、抑うつなど) ・睡眠障害(不眠や過眠) ・急激な発症(主な症状が数時間から数日間で出現)
たとえ慢性疲労症候群ではなくても、疲れが続く場合はそのまま放っておかずに対策を考えましょう。「たかが疲れ」と油断するのは禁物。疲れを無視して頑張っていると、からだも心もオーバーワークになって、病気を招くことにもなりかねません。 あなたの疲労度をチェックしてみましょう。以下の項目で4つ以上あてはまる人は、疲労がかなりたまっています。8つ以上の人は要注意レベル。心身を休めて疲労回復を心がけてください。
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