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ロリエ

女性の病気シリーズ(4)
外陰部

乳房に異常を感じたら…

乳がんのこと、
どれくらい知ってる?

病気以外の乳房の悩み

分野別テーマ 一覧
用語解説 参考文献

監修/

河野産婦人科クリニック院長
河野美代子先生
プロフィール

 
02
乳がんのことどれくらい知ってる?

乳がんは乳腺にできるがんで、子宮がん、胃がんに続いて、現代の女性に多いがんです。40代の女性の発症率が高いといわれていますが、20代でも油断は禁物。早期発見のためにも、定期検診やセルフチェックをぜひ習慣にしたいですね。

■年代別関心度チェック

 乳がん検診やセルフチェックに関して、以前実施した読者アンケートの結果を、年代別にまとめてみました。

 20代では7割の人が検診、セルフチェックを「両方ともなし」と答えています。30代になっても約半数の人が検診未経験と、定期検診についての意識はまだまだ低いようです。

■こんな人は要注意

[おもな症状]

 以下のような症状は、自分で見たり、触る「セルフチェック」でも確認できます。気がついたらすぐ婦人科か乳腺外科で検査をしてもらいましょう。

●乳房にしこりがある
●乳房がへこんでいる
●乳房がひきつっている
●乳首から血の混じった分泌液が出る

[乳がんの危険度チェック]

 現在異常がなくても、以下の項目に該当する人は発がん率が高いといわれていますので、セルフチェックを積極的に行いましょう。また、危険度がゼロだからといって、乳がんになる確率もゼロというわけではありません。

●12歳以前に初経を迎えた。
●30歳以上で出産、授乳経験がない。
●高齢出産だったり授乳経験が少ない。
●動物性脂肪やたんぱく質の多い食事をしている。
●母親、姉妹、娘が乳がんにかかったことがある。
●以前、乳腺の病気にかかったことがある。
●何回も良性のしこりができたことがある。

■乳がんの治療

 乳がんと診断された場合、切除手術をすることが一般的です。その際、がんが小さければ小さいほど切除の範囲は小さくなります。がんの進行状況や性質によって次のような治療法が考えられます。

[乳房温存療法]

 2cm以内のがんで、リンパ筋まで広がっていない初期の乳がんの場合。
 乳房を残すために乳腺の一部だけを切除。化学療法や放射線治療を併用。

[乳頭温存術]

 乳腺だけを切除し、皮膚や乳頭を残す。

[胸筋温存術]

 乳房のみを切除し、胸筋を残す。

[ハルステッド術]

 かなり進行した乳がんの場合。乳房、胸筋、わきの下のリンパ筋の広範囲にわたる切除。

[手術以外の方法]

 抗がん剤や抗ホルモン剤などの化学療法、放射線治療もある。

■セルフチェックの仕方

 セルフチェックは乳がんだけでなく、乳房の異常を調べる簡単な方法。乳房が張っている月経前や月経中をさけ、月経後4~5日後に毎月チェックする習慣をつけましょう。

(1)目でチェック

両手を上げ下げし、形や大きさの変化、へこみやひきつれがないかを見る。

(2)仰向けになってチェック

チェックしたい乳房と反対側の手の指をそろえ、指の腹で乳房の中心から周辺にかけて触る。しこりがないかをチェック。

(3)わきの下をチェック

わきの下に指先を入れ、しこりがないかをチェック。

(4)乳頭をチェック

乳頭をつまんで血が混ざった分泌物が出ないか。

010203  |

 
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