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ロリエ

女性の病気シリーズ(2)
卵巣の病気

卵巣Q&A

卵巣のしくみと働き

主な卵巣の病気

卵巣炎

卵巣腫瘍

卵巣がん

分野別テーマ 一覧
用語解説 参考文献

監修/

河野産婦人科クリニック院長
河野美代子先生
プロフィール

 
03
主な卵巣の病気

卵巣炎

◆特徴と原因

 卵巣炎は、それ単体で起こる病気というより、卵巣に続く卵管が炎症を起こしたときに併発する病気です。
 女性器官の中でも、もっとも炎症を起こしやすいのが、卵管。卵管は細菌に対する抵抗力が非常に弱いため、炎症が起こりやすいのです。
 卵管に炎症が起こると、つながっている卵巣にまで炎症が拡大してしまうことが少なくありません。卵管・卵巣がともに炎症を起こした状態を総称して「子宮付属器炎」と呼んでいます。
 炎症の原因は、大腸菌や淋菌、クラミジアなどの細菌。人工妊娠中絶や流産、出産時、避妊器具やタンポンなどの生理用品を長時間放置するなどによって、卵管に細菌が入り込んできます。慢性化すると、周囲の器官とくっついてしまったり(癒着)、卵管が狭くなる、ふさがるなどして不妊症の原因にもなってしまいます。

◆症状

 まず、ひどい自覚症状のある急性期があります。下腹部などが痛み、40度近い高熱が出ることもあります。さらに炎症が進行すると、吐き気や嘔吐、不正出血やおりものの増加なども見られます。
 炎症が治まっても、慢性化してしまうことがあります。炎症部分がほかの臓器と癒着することで、月経痛、腹痛、腰痛などが起こったり、夕方からだるい、微熱が出るなどの症状が出ることもあります。

◆治療

 急性期にきちんと治療を行うことが大切。抗生物質や消炎剤などの薬で炎症を鎮めます。
 慢性化してしまい、腹痛やしこりなどが残ってしまった場合には、炎症部分を手術で切開し膿を取るなどの処置が必要になることもあります。

010203  |

 
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