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用語解説 参考文献

監修/

河野産婦人科クリニック院長
河野美代子先生
プロフィール

 
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その他の異常

[月経困難症]

 月経中には、ほとんどの人が下腹部痛や腰痛などに悩まされます。特に出産経験のない人は、月経血の通り道である子宮頸管が狭いので、痛みを感じる場合が多いのです。
 痛みの程度は個人差が大きく、激しい痛みで、仕事や家事など日常生活にさしつかえるような場合は「月経困難症」と呼ばれます。
 月経困難症には、病気が原因の「器質性月経困難症」と、特にからだに異常のない「機能性月経困難症」の2つがあります。

・器質性月経困難症

 子宮内膜症や子宮筋腫など、子宮や卵巣の異常が原因で起こるものです。鎮痛剤がなかなか効かない場合も多く、原因になる病気を治療することが必要になります。以下の項目に当てはまる人は、このタイプの月経痛である可能性が高いので、婦人科を受診するようにしましょう。
 ◎月経痛が以前と比べて、だんだん激しくなってきた
 ◎月経のある期間はずっと痛みが続く

・機能性月経困難症

 子宮や卵巣には異常がないのに、激しい月経痛があるケースです。このタイプの場合はいろいろな原因が考えられます。
 まず、子宮を収縮させるプロスタグランディンという物質が過剰に分泌されるために、子宮収縮が強くなる場合があります。この場合は、鎮痛剤で痛みがおさまるのがふつうです。痛みを我慢していると、そのストレスでプロスタグランディンの分泌がかえって増加するので、痛みがひどくなる前に鎮痛剤を飲むようにしましょう。
 そのほかの原因としては、精神的な要素も大きいといわれています。月経に対して不安や嫌悪感をもっている人、神経質なタイプの人は月経痛を強く感じがちです。この場合は、集中できる趣味や軽い運動などで、気分転換を心がけるようにしましょう。
 

[月経前症候群]

 月経が始まる10~7日前からイライラや頭痛、むくみなどの不快症状に悩まされるのが「月経前症候群(PMS)」です。こうした症状は月経が始まるとともにおさまります。原因としては、この時期に分泌される黄体ホルモンが原因と見られています。
 主な症状には次のようなものがあります。

・精神的な症状

 イライラする、気分が落ち込む、興奮しやすい、怒りっぽい、集中力がない、頭がボーッとするなど

・身体的な症状

 乳房が張る、乳首が痛い、顔や手足がむくむ、体重が増える、頭痛、下腹部痛、腰痛、のぼせ、冷え、便秘、吹き出物など

 月経前症候群に対処するには、まず自分にどんな症状があらわれやすいかを客観的に見てみることが大切。例えば自分がイライラして怒りっぽくなることを自覚していれば、自分をコントロールして周囲との衝突を避けたりすることも可能です。また、むくみが出る人は塩分を控えるようにするなど、自分の症状に合わせて対処するようにしましょう。
 ただ、症状が強く、日常生活に支障をきたすような場合は、ただ我慢しないで婦人科を受診してみましょう。漢方薬や精神安定剤、鎮痛剤、利尿剤など、症状に応じた薬を処方してもらえるので、楽になるはずです。
 

[不正出血]

 月経以外で、性器から出血した場合は「不正出血」と呼ばれます。心配のない出血から、病気が原因の出血まで、いろいろなケースがあります。

・機能性出血

 ホルモンの分泌異常が原因で起こる出血で、不正出血で最も多いのがこのタイプです。思春期や更年期などに多く見られます。

・排卵期出血

 月経と月経の中間あたり、排卵の頃に出血するもので、「中間期出血」とも呼ばれます。出血量は少なく、1~3日でおさまります。生理的なものなので心配はありませんが、ほかの原因で起こる出血と混同しないことが重要です。基礎体温を測って、排卵の時期を確認しておきましょう。

・病気が原因の出血

 原因となる病気は、子宮腟部びらん、子宮頸管ポリープ、子宮頸がん、子宮体がん、子宮筋腫、子宮内膜症など。
 下着に血がつく程度の場合もあれば、ごく少量の出血が断続的に見られる場合など、出血のパターンはいろいろ。特にがんの場合は早期発見が大切なので、たとえ少しの出血でも婦人科で一度検査してもらいましょう。

・その他の出血

 セックスのあとで出血することもあります。これは、セックスの刺激で腟の粘膜などに傷がついて起こるものや、他にも子宮腟部びらんや子宮頸管ポリープ、子宮頸がんなどの病気があると、出血しやすくなります。
 そのほか、妊娠にともなって出血が起こることもあります。「着床時出血」といって、受精卵が子宮内膜に着床するときに起こるものは心配ありません。一方、妊娠中に腹痛をともなう出血があった場合は流産や子宮外妊娠のおそれがあるので、すぐ病院へ行ってください。
 

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