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ロリエ

若い女性も意外に多い!?
軽い尿モレ

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こんなあなたは要注意

尿モレとは

尿モレの
いろいろなタイプ

セルフケア

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用語解説 参考文献

監修/

河野産婦人科クリニック院長
河野美代子先生
プロフィール

 
03
尿モレのいろいろなタイプ

尿モレは、原因によっていくつかのタイプに分けられます。ここでは、主なタイプの症状や原因、治療法を紹介します。症状が重い重症の場合は婦人科か泌尿器科を受診しましょう。

腹圧性尿失禁

[症状]

 くしゃみやせきをする、笑う、スポーツをする、重いものを持ち上げるなど、おなかに力がかかったときに、尿がモレてしまうタイプ。女性の尿モレは、ほとんどがこの腹圧性尿失禁か、次の切迫性尿失禁との混合型です。

[原因]

 腹圧性尿失禁は、出産、老化、肥満、運動不足、慢性の便秘などが原因で、尿道を支えている骨盤底筋や尿道括約筋が弱くなったために起こります。その結果、おなかに力がかかって膀胱が押されても、尿道がきちんと締まらないため、尿がモレてしまうのです。

[治療]

 症状が軽い場合は、骨盤底筋体操(「フリーデイのブランドサイト」参照)を行うと効果的です。重症の場合は、尿道の抵抗を強くするための手術を行うこともあります。

切迫性尿失禁

[症状]

 尿意を感じると、トイレに行くまでがまんできずに、尿がモレてしまうタイプの尿失禁です。すぐトイレに行っても、下着を下ろしている間にモレてしまうこともあります。

[原因]

 尿意を感じても、ふつうはトイレに行くまで尿が出ないように脳がコントロールしています。ところが、切迫性尿失禁の場合は、このコントロールがうまく機能せず、膀胱が勝手に収縮してしまうために、トイレが間に合わないのです。脳卒中などの後遺症として起こることが多く、男性の場合は前立腺肥大症が原因になることがありますが、女性の場合は原因がはっきりしないケースも多く見られます。

[治療]

 膀胱が勝手に収縮しないようにする薬を服用するのが一般的です。

膀胱炎などによる頻尿

[症状]

 私たちがトイレに行く頻度は、ふつう1日に5~6回程度。頻尿とは、1日に10回以上、トイレに行くケースを指します。
 頻尿は失禁とは異なるものですが、頻尿の人は、時や場所を選ばず頻繁に尿意をもよおすため、結果的にトイレが間に合わなくて、「ちょこっとモレ」してしまうことがあります。また、尿モレの場合、頻尿をともなうケースが少なくありません。

[原因]

 頻尿の原因はいろいろありますが、女性に多いのが膀胱炎によるものです。膀胱炎とは、大腸菌などの細菌による感染で膀胱が炎症を起こす病気。そのため膀胱の粘膜が刺激されて、尿が少したまっただけでもすぐ出したくなってしまうのです。
 そのほか、神経性頻尿といって、膀胱などには異常がないのに、ストレスによってトイレが近くなるケースもかなり多く見られます。この場合は、寝ているときや何かに夢中になっているとき、リラックスしているときなどはトイレに行きたくならないのが特徴です。

[治療]

 原因に応じた治療が行われます。膀胱炎の場合は、抗生物質などによる治療が中心です。また、細菌を洗い流すために、水分をたくさん取ることも大切なポイントです。

機能性尿失禁

[症状と原因]

 膀胱や尿道などには異常がないのですが、運動機能に障害があるために、トイレで排尿するのが間に合わず、尿がモレてしまうケースです。身体が不自由なお年寄りなどによく見られます。

[治療]

 運動機能を高めるためにリハビリを行ったり、排尿しやすいようにベッドの種類やトイレの位置を工夫したりします。

その他の尿モレ

●反射性尿失禁

 膀胱に尿がたまっても、排尿をコントロールできず、反射的に尿が出てしまうケース。脊髄損傷など、脊髄の病気によって起こることが多い尿失禁です。

●溢流性(いつりゅうせい)尿失禁

 排尿がうまくいかないために、膀胱から尿があふれて、少しずつモレてしまうタイプの尿失禁。男性の場合は前立腺肥大症、女性の場合は子宮ガンの手術後などに多く起こります。

01020304  |

 
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