「ロリエHP」の読者の皆さんから寄せられた、男性のからだに関する疑問にお答えします。
|
Q. どうして“朝立ち”ってするの?(茨城県猿島郡 まみむめもも太郎)
A. 朝起きたときに勃起していることを、「朝立ち」といいます。朝立ちは、睡眠のメカニズムと深い関係があります。 眠っている間、私たちは浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)を、約90分サイクルで繰り返しています。筋肉だけ休んでいる、つまり金しばりにあう可能性のあるレム睡眠の時に、生理的な勃起が起こることがわかっています。 朝、目が覚める時は、たいがい浅い眠りのレム睡眠からなので、その時の勃起、つまりペニスの金しばり現象のなごりが朝立ちというわけです。 朝立ちは、完全に目が覚めるとおさまります。ですから、排尿をすると元通りになります。以前は、夜中に尿がたまって、それが勃起中枢を刺激して朝立ちが起こると言われていました。 ちなみに、男性のペニスと同じ構造を持つ女性のクリトリスも、レム睡眠のときに勃起することがわかっています。
Q. “包茎”って、具体的にはどうなっているのですか? セックスは可能なのですか?(東京都小平市 kumi)
A. 思春期以前のペニスは、亀頭まで包皮(ほうひ)でおおわれていますが、ペニスの成長とともに包皮がめくれて後退し、亀頭が露出していきます。ところが、人によっては思春期を過ぎても亀頭が露出しない場合があり、これを「包茎(ほうけい)」といいます。 包茎には、手で包皮を下におろしたり、勃起したりすると亀頭が露出する「仮性包茎」と、包皮口が狭かったり、癒着してまったくめくれない「真性包茎」とがあります。包茎に悩む男性は多く、大人になっても、70%ぐらいの人が包茎だといわれています。 仮性包茎の場合は、セックスについてもまったく問題ありませんし、手術の必要もありません。 ただし、真性包茎の場合は、勃起すると痛みを覚えるうえ、包皮の中に細菌が繁殖して炎症を起こすことがあるため、手術が必要となります。この場合は、健康保険が適用できます。
Q. たくさん作った精子が、からだから出なかったら、できた精子はどうなるの?(愛知県稲沢市 ami)
A. よく「“たまる”とがまんできない」などという話を聞きますが、そんなことはありません。 時には「夢精(むせい)」といって、寝ている間に自然に出ることもありますが、精液は尿などとちがって、出さないとからだに悪いというものではないのです。 からだから出なかった精子や精液は、粘膜から体内へ吸収されてしまいます。
Q. 玉をぎゅっとすると、痛いのはなぜ?(大阪府八尾市 ひとみ)
A. 精巣は、女性の卵巣と同じように、もともとはからだの中にあった臓器。それが、精子を作るのに適した温度を保つため、外に出てきたものです。 つまり、本来は内臓ですから、外からの刺激にとても弱く、これが「急所」と言われるゆえんなのです。
Q. どうしてはげるの?(三重県員弁郡 れなちゃん)
A. いわゆる「男性型脱毛症」の真の原因は、まだ明らかにされていません。しかし、「男性ホルモン」が脱毛に大きな影響を与えている事実は、すでに確認されています。 このほか、脱毛には、頭皮の血行不良、心身のストレスなども関与してると言われています。
Q. どうして男性ってにおうのでしょうか?(埼玉県比企郡 バロンくん)
A. 基本的に、男女に体臭の差はありません。これは、性差ではなく、個人差の問題です。 体臭のもとは、「アポクリン汗腺」というところからの分泌物が原因。アポクリン汗腺は、わきの下、乳首・へそ・肛門の周辺、陰部、耳の孔など、限られた場所にのみ分泌する汗腺です。思春期頃から活動を始め、特有のにおいを持っていますが、個人差が大きいものです。 体臭については、お風呂やシャワーなどの清潔習慣にも左右されます。一般的に男性の意識が女性より低いために、「男性はにおう」という印象を受けるのかもしれませんね。
Q. よく男の人は、やせていても年を取るとお腹だけ出てくると言いますが、なぜなのでしょう??(埼玉県蕨市 makon)
A. 女性は、女性ホルモンの影響で、からだ全体に皮下脂肪がつきやすいという傾向がありますが、中高年以降、とくにお腹に皮下脂肪がつきやすくなるのは、男性も女性も同じです。 男性のお腹が気になるのは、ひとつには、ズボンをはき、ベルトをする習慣があるせいかもしれません。女性の場合は、体型をカバーするファッションがいろいろありますので、「お腹だけが出ている」という印象が、男性に比べて薄いのかもしれません。
Q. 男性にも更年期はあるのでしょうか?(大阪府茨木市 zero)
A. 女性は、40歳半ば頃から、いわゆる「更年期」にさしかかり、女性ホルモンの分泌の減少とともに、からだにさまざまな変化があらわれ始めます。そして、50歳頃には卵巣のはたらきが停止し、月経がなくなります(閉経)。 男性には、このようなはっきりとした変化は起こりませんが、40歳を過ぎると、やはり男性ホルモンの分泌が少なくなってきます。精子が作られる限り、生殖能力は維持できますが、それでも筋力や運動神経、視力などを含め、「老い」に向かっての変化があらわれ始めます。 また、男性の場合は、身体的な症状よりも、精神的な症状(倦怠感、不安感、睡眠障害、頭痛など)が強く出る傾向があるようです。ひどい場合には、うつ状態におちいることもあります。 男性の更年期症状も、女性同様、ストレスが大きく関与していると言われています。とくに中高年は、職場での人間関係や仕事上のプレッシャー、家庭や家族の問題など、直面する問題が深刻になってくるため、症状に影響が出やすいようです。
|