04災害支援団体からのメッセージ

04災害支援団体からのメッセージ

04災害支援団体からのメッセージ

災害支援の文化を創造する JVOAD

特定非営利活動法人 全国災害ボランティア支援団体ネットワーク
代表理事 栗田 暢之

熊本地震では、震災関連死が直接死の3倍以上に上りました。これは、災害後の避難生活の影響が原因の一つと考えられます。  

実際の災害では、想定外のことが多く発生します。地域ごとに避難できず、知らない人が多い中での生活を余儀なくされるケース、想定していた避難所や設備が使えなくなってしまうケースなどさまざまです。

特に「食事」や「トイレなどの衛生環境」、「居住スペース」、「必要な物資の配分」などの問題が繰り返し発生します。

こうした避難生活では、感染予防の観点からも身の回りを清潔に保つことは、重要なポイントです。同時に、汚れやニオイは精神的ストレスにもなり、共同生活の中では対人関係にも影響を与えます。

被災した人が、尊厳をもって生活するために最低限必要な環境を整えるには、平時から被災した時の生活を想定し、必要な備蓄品の確保など個人でできることや、避難所運営のシミュレーション訓練など地域でできることの「備え」が大切です。

避難所の公助支援には限界があり、実際には、避難所にいる住民自身が役割を担います。だからこそ、事前に知識があれば、工夫一つで、生活環境を大きく改善することができます。

そして、避難生活が長期化する場合、避難所でしっかりと生活リズムを取り戻し、仮設住宅や自宅での生活再建の準備を整えることも大切です。

このサイトには、身の回りの清潔情報の他、普段の生活の知恵を災害時に活かすための工夫も盛り込まれています。この情報を参考に、事前の備えにつながればと思います。

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