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「太る」って、どういうこと? 脂肪蓄積と代謝

「余る」と太る?? INとOUTのバランス

私たちは、食事で摂った栄養を体内で消費させることによって、生活活動に必要なエネルギーを作っています。
そこで、エネルギーとしてすぐに使われない栄養素は「脂肪」へと変換され、「脂肪倉庫」に貯蔵されます。倉庫内の脂肪は、入ったきりずっと居座っているわけではなく、倉庫の中から出たり入ったりをくりかえしながら体内を循環し、必要に応じて取り出され消費されます。
エネルギーが使われることなく「余り」が積み重なれば、倉庫が溢れるような状態となります。
これが「肥満」へとつながります。

倉庫に貯め込まないように、「OUT」=エネルギー消費量を増やすことが、肥満解消の近道です。

「OUT」増やすには? エネルギー消費の中身

OUT=エネルギー消費量には、大きく3つの代謝があります。

ヒトの1日のエネルギー消費量

田中茂穂:身体活動とエネルギー代謝 日本臨床
67:11-15,2009より作図

  • 基礎代謝
  • 活動代謝
  • 食事でおこる代謝

基礎代謝は、やっぱりあなどれない!

基礎代謝は呼吸や体温維持など生きていくために最低限必要なエネルギー。なんと1日の消費量の約60%をも占めています。何もせずただ横たわっているだけでも基礎代謝によって消費しています。脳や心臓、消化系などの臓器や筋肉は常に休まず働いているからです。体の中で基礎代謝による消費量が最も大きいのは、「筋肉」です。

つまり体についた筋肉の量によって基礎代謝量が変わります。年齢や性別による差はもちろん、個人差があり、中年になって「太りやすくなった」というのは、筋肉量が少なくなったからといえます。
基礎代謝量が大きい人は、食べたものを貯めこまずどんどんと消費できるので、よく食べる割には太りにくいのです。

あなたの基礎代謝量をチェック!

基礎代謝の内訳
筋肉 24.8%、脳 21.0%、肝臓 20.0%、その他

活動代謝は、自分で増やすことができる!

仕事や家事、移動など日常生活でいわゆる体を動かすことで消費されるエネルギー。
日ごろからの運動量が少ない人はこの消費量は少なくなります。
全体消費量の20〜30%と、意外に少ないですが、基礎代謝量と違って自分の意識や心がけで、もっと増やすことができるのです。

活動代謝を増やすコツ!

食事でおこる代謝とは!?

食事を摂る際に起こるエネルギー消費。
食事中や食後、熱いものを食べたわけでもないのに、体温が上がってきたり、汗ばんでくるというような経験はありませんか。それは、食事でおこる代謝によるもの。
口を動かして噛むことや、胃腸における消化吸収など、摂取する一方に思いがちな食事という行為によっても、代謝によってエネルギーは消費されるのです。

12週間健康チャレンジ!

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