
家庭で使われる水の割合をみると、1位は「トイレ」、次いで「お風呂」「キッチン」「お洗たく」の順です。トイレは大小のレバーの使い分けなどの心がけが大切ですが、省エネタイプの最新機種に替えないかぎり、なかなか目に見える節水効果が得られません。
そこで、注目したいのが「給湯」です。水をお湯に変えるには、ガスや電気などのエネルギーもかかるため、家庭のエネルギー全体の使用量でみると、給湯が約3割を占めてトップ! 給湯器を40℃に設定した場合のお湯は、水道水の約3倍のコストがかかっています。給湯を上手に省エネできれば、大きな効果が実感できるわけです。
シャワーの出しっぱなしは、水だけではなくエネルギーのムダ使い。シャワー約15分のお湯は浴槽1杯分に相当するので、こまめにお湯を止めることが基本。手元に止水ボタンがついた節水シャワーヘッドなどを利用するのもよいでしょう。
入浴をシャワーで手短に済ました方が、浴槽にお湯をためるより節水になると思われがちですが、シャワーのお湯は流れたら終わり。浴槽にお湯をためて、残り湯を賢く再利用するほうが省エネ効果は大きくなります。

洗髪後のすすぎは、髪に軽く水を含ませてから、シャワーをいったん止め、しぼるようにして泡を落とします。そのあと、シャワーですすぐと効率的です。さらに泡切れのよい「メリット」シャンプーなら、少ない水でもスッキリすすげます。
お風呂のお湯が冷めないうちに、家族が時間をあけずに続けて入るのがベスト。それが無理なら、なるべく冷まさない工夫を。ふたをして熱を逃がさないようにするのはもちろん、お湯の表面に保温シートを浮かべておくと、湯温を保つ効果がグンとアップします。

お風呂のお湯は、冷たい水から沸かすよりも給湯器のお湯を入れた方が、エネルギーも時間も節約に。また、寒さの厳しい日は、翌日までお湯を置いておくと水温がかなり低下してしまうので、前日のお湯の沸かし直しよりも、毎日新しくお湯をはった方がおトクです。残り湯は、お洗たくや掃除などに再利用して使い切りましょう。ただし、入浴剤を入れたお湯の再利用については、商品の表示で確認してください。
沸かし直しで節水するときは、「ふろ水ワンダー」がおすすめ。入浴後に1錠入れるだけで、浴槽内を清潔にキープし、ヌメリとニオイを防ぎます。翌日のお洗たくにも、気持ちよく使えます。










