オーラルケア情報

乳歯期の歯みがきQ&A (0〜6歳)

乳歯期の歯みがきQ&A (0〜6歳)

乳歯期の歯みがきQ&A (0〜6歳)

6. 理想的なおやつ

Q1

むし歯になりにくいおやつってありますか?

Q2

いつ、どのくらいあげればいいんですか?

Q3

甘いものをほしがって泣いたり、ぐずったりします・・・。

Q1. 高橋さん

むし歯になりにくいおやつってありますか?

A. 高柳先生

甘いお菓子よりは、果物や野菜、牛乳がおすすめです。

むし歯菌は、糖分が大好物です。ですから、砂糖をたくさん使ったお菓子は、当然、むし歯になりやすくなります。とくに、キャラメルのような歯にくっつきやすいもの、キャンディのように長時間口に入れているものは、与えすぎないように注意しましょう。

子どもにとってのおやつは、栄養を補う「食事のひとつ」です。歯の健康はもちろん、栄養面でもすぐれたおやつを用意してあげたいもの。例えば、チーズや牛乳などの乳製品、とうもろこしやじゃがいもなどの野菜、季節のフルーツなどがおすすめです。

むし歯になりやすいおやつとなりにくいおやつ

乳製品や野菜、甘くないポテトチップやせんべいは、むし歯になりにくいおやつです。逆に、長時間口に入れるキャンディやガム、歯にくっつきやすいキャラメルは、むし歯リスクの高いおやつです。

Q2. 河田さん

いつ、どのくらいあげればいいんですか?

A. 高柳先生

時間と量を決めて、空腹になってからあげましょう。

むし歯予防でもっとも大切なのは、おやつの与え方です。だらだらとおやつを食べ続けていると、口の中の歯垢は酸性状態に。酸が歯を溶かして、むし歯を進行させてしまいます。おやつの時間はしっかり決めて、それ以外は与えないようにしましょう。3歳までは1日2回、3歳をすぎたら1日1回が目安になります。

おやつの量も適正な量を。与えすぎると、肝心な食事を食べなくなり、食生活のリズムがくずれる原因にもなりかねません。また、空腹の状態になってから与えることも重要です。

20分おきにお菓子を食べたときの口の中の状態

何も食べていないときはお口のpH値は7で中性ですが、お菓子をダラダラ食べ続けると、その間口の中の歯垢は酸性状態になります。お口のpH値は5.5以下になり、歯の表面のエナメル質が溶けやすくなるので、むし歯の危険にさらされます。

Q3. 高橋さん

甘いものをほしがって泣いたり、ぐずったりします・・・。

A. 高柳先生

むし歯になりにくい代替甘味料を利用してみては。

子どもが甘い味に慣れてしまったときは、むし歯の原因にならない甘味料を使ったお菓子を利用するのもひとつの方法です。むし歯の原因である砂糖を含まないので、むし歯のリスクを気にせずに与えることができます。ただし、「代替甘味料入り」の商品でも、砂糖を合わせて使っていることがあります。砂糖が含まれていないか、必ずパッケージを確認するようにしましょう。

甘いお菓子はあまり小さいうちから与えないようにして、与えるときはきちんと量を決めることが大切です。

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